経年劣化によりよく見受けられるのがスレ、ヒビ割れです。表面のこすれが起こるのは、乗降の際に体重がシートに乗り、負担のかかった状態が続くからです。特に乗降時に体とこすれ合うことが多いサイド部分は、劣化が最も目立ちやすい場所でもあります。
レザーシートは、長年使用すると黄ばみや黒ずみが目立ち黄ばみ等が酷い場合は修理に出す場合もありますが、日頃のメンテナンスと車の保管状態でこれらの汚れを防ぐことは充分可能です。
その他にも、しわ・ささくれ・へたれ・硬化・縮みなど、劣化には様々なパターンがあります。経年劣化に見られる深みのある劣化は魅力的ですが、メンテナンス不足の劣化はせっかくの本革が台無しですので、これらの劣化が見られる前に、日々の手入れをしっかり行い、本格的な劣化を防ぐことが大切です。
こちらのシート(本革)は長年放置し革の油分、水分が失われ表皮が経年劣化により革本来の上質な質感を損なわれています。
先ずは入念にクリーニング、充分に乾燥後、痛んだ表皮を削り落とし革専用の下地剤を塗り込みます。
ヒビ割れ、シワ、劣化部分を修正後、特殊塗料で色、艶、シボ模様を再現していきます。高い技術を要するため時間と手間をかけひとつづつ作り込み施工を終えます。乾燥を充分にかけ完成です。
参考価格 : 1脚3,5万(シートのみ持ち込み)*車両持ち込みの場合、別途脱着費有り
施工時間 : 3日
totalrepair-kom 担当 こむら ☎︎ 080-3377-4138
*詳しい施工内容はこちらからもご覧になれます。
https://ameblo.jp/higashitaniyama/entry-12336966950.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=c4de127a4b364ea49b94003713df6906
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